FP3級 2025年5月 実技(金財:保険)問3
問3
Mさんは、確定拠出年金の個人型年金について説明した。Mさんが、Aさんに対して説明した以下の文章の空欄①~③に入る語句または数値の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。
「確定拠出年金は、将来の年金受取額が(①)する年金制度です。確定拠出年金の個人型年金の加入者は、年1回以上、定期的に掛金を拠出しますが、拠出限度額が定められています。拠出した掛金は、税法上、(②)の対象となります。
確定拠出年金の給付には、老齢給付金、障害給付金、死亡一時金があります。老齢給付金は、通算加入者等期間が10年以上あれば、(③)歳から受け取ることが可能です」
「確定拠出年金は、将来の年金受取額が(①)する年金制度です。確定拠出年金の個人型年金の加入者は、年1回以上、定期的に掛金を拠出しますが、拠出限度額が定められています。拠出した掛金は、税法上、(②)の対象となります。
確定拠出年金の給付には、老齢給付金、障害給付金、死亡一時金があります。老齢給付金は、通算加入者等期間が10年以上あれば、(③)歳から受け取ることが可能です」
- ① 加入時点で確定 ② 所得控除 ③ 65
- ① 運用実績に応じて変動 ② 所得控除 ③ 60
- ① 運用実績に応じて変動 ② 税額控除 ③ 65
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正解 2
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:6.企業年金・個人年金等
解説
〔①について〕
確定拠出年金は、加入者自らが自己責任で掛金の運用指図を行い、その運用結果に応じて将来の受取額が変動するのが基本的な仕組みです。
加入時点で年金受取額が確定する制度としては、確定給付企業年金(DB)があります。
〔②について〕
個人型年金(iDeCo)の掛金は、全額が小規模企業共済等掛金控除として所得控除の対象となります。
〔③について〕
個人型年金の老齢給付金は、それまでの加入期間に応じて受給開始可能年齢が定められていて、60歳時点において通算加入者等期間が10年以上あれば、60歳から受け取ることができます。
したがって、①運用実績に応じて変動、②所得控除、③60 となる[2]の組合せが適切です。
確定拠出年金は、加入者自らが自己責任で掛金の運用指図を行い、その運用結果に応じて将来の受取額が変動するのが基本的な仕組みです。
加入時点で年金受取額が確定する制度としては、確定給付企業年金(DB)があります。
〔②について〕
個人型年金(iDeCo)の掛金は、全額が小規模企業共済等掛金控除として所得控除の対象となります。
〔③について〕
個人型年金の老齢給付金は、それまでの加入期間に応じて受給開始可能年齢が定められていて、60歳時点において通算加入者等期間が10年以上あれば、60歳から受け取ることができます。

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