FP3級 2025年5月 実技(金財:保険)問2
問2
Mさんは、老後の収入を増やすことができる各種制度について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。
- 「Aさんは、国民年金の定額保険料に加えて付加保険料を納付することができます。付加保険料を納付すれば、老齢基礎年金を受け取る際に付加年金を受給することができます」
- 「Aさんは、国民年金基金に加入することができます。国民年金基金の給付には、老齢年金、障害年金、遺族一時金があります」
- 「Aさんは、大学在学中に学生納付特例制度の適用を受けていた期間に係る保険料をこれから納付することができます。保険料を追納すれば、将来受給する老齢基礎年金の額を増やすことができます」
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正解 1
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:5.公的年金
解説
- [適切]。第1号被保険者であるAさんは、月額400円の付加保険料を納付することができます。付加保険料を納付すると、将来受け取る老齢基礎年金に年額「200円×付加保険料納付月数」の付加年金が上乗せされます。
- 不適切。国民年金基金の給付は、老齢年金と遺族一時金の2つで、障害に対する給付はありません。給付として老齢給付、障害給付、死亡一時金がそろっているのは、個人型確定拠出年金(iDeCo)です。
- 不適切。学生納付特例期間は、猶予されてから10年以内であれば保険料を追納(さかのぼって納めること)ができます。Aさんは現在42歳で10年を経過しているため追納はできません。
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