FP3級 2025年5月 実技(金財:保険)問1
問1
Mさんは、〈Aさんおよび妻Bさんに関する資料〉に基づき、Aさんが老齢基礎年金の受給を65歳から開始した場合の年金額(2024年度価額)を試算した。Mさんが試算した老齢基礎年金の年金額の計算式として、次のうち最も適切なものはどれか。
- 816,000円×444月/480月
- 816,000円×468月/480月
- 816,000円×480月/480月
広告
広告
正解 1
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:5.公的年金
解説
老齢基礎年金の年金額は以下の計算式で求めます。2024年度における国民年金の基本年金額は816,000円です。
Aさんは途中まで厚生年金に加入し、その後は国民年金の第1号被保険者として保険料を納付しています。厚生年金の加入中は第2号被保険者として国民年金に加入しているため、その期間は保険料納付済期間に含まれます。
20歳から60歳までの480カ月(40年×12カ月)分の保険料を納めると満額が支給されます。しかし、Aさんには学生納付特例期間(36月)があります。学生納付特例期間はその後に追納がなければ保険料納付済月数に算入されないので、その分が減額して支給されることになります。
Aさんの保険料納付済月数は学生納付特例期間を除いた「480月-36月=444月」ですので、老齢基礎年金の年金額の計算式は、
816,000円×444月480月=754,800円
したがって[1]の式が適切です。
20歳から60歳までの480カ月(40年×12カ月)分の保険料を納めると満額が支給されます。しかし、Aさんには学生納付特例期間(36月)があります。学生納付特例期間はその後に追納がなければ保険料納付済月数に算入されないので、その分が減額して支給されることになります。
Aさんの保険料納付済月数は学生納付特例期間を除いた「480月-36月=444月」ですので、老齢基礎年金の年金額の計算式は、
816,000円×444月480月=754,800円
したがって[1]の式が適切です。
広告
広告