FP3級 2021年1月 実技(金財:個人)問6(改題)

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問6

最後に、Mさんは、「成長投資枠」および「つみたて投資枠」についてアドバイスした。MさんのAさんに対するアドバイスとして、次のうち最も適切なものはどれか。
  1. 「つみたて投資枠では、年間の非課税投資枠は40万円、非課税期間は最長20年となります」
  2. 「X社株式を購入する場合、成長投資枠を利用することが考えられますが、成長投資枠とつみたて投資枠は、同一年中において、併用して新規投資等に利用することができます
  3. 「仮に、Aさんがつみたて投資枠で購入した公募株式投資信託を解約(売却)した場合、譲渡益に対して20.315%相当額が源泉徴収等されます」

正解 2

分野

科目:C.金融資産運用
細目:10.金融商品と税金

解説

  1. 不適切。つみたて投資枠の非課税投資枠は年間120万円、非課税期間は無期限とされています。40万円・20年間は2023年までのつみたてNISAの枠組みです。
  2. [適切]。成長投資枠とつみたて投資枠は同一年中に併せて利用することができます。成長投資枠が年240万円、つみたて投資枠が年120万円なので、年間合計で360万円の非課税投資が可能です。
  3. 不適切。少額投資非課税制度の名称どおり、NISA口座で買い付けた金融商品に係る分配金や譲渡益は非課税となります。
したがって適切な記述は[2]です。