FP3級 2021年1月 実技(金財:個人)

【第2問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問4》~《問6》)に答えなさい。
 会社員のAさん(30歳)は、株式や投資信託による運用を考えている。Aさんは、先日、会社の上司から「私は配当金と株主優待を目的に上場企業の株式を10銘柄以上保有している。投資未経験のAさんの場合、最初はNISAのつみたて投資枠がいいのではないか」と言われた。
 そこで、Aさんは、金融機関に勤務するファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。Mさんは、Aさんに対して、X社株式(東京証券取引所プライム市場上場)およびY投資信託を例として、説明を行うことにした。

<X社に関する資料>
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  • 決算期:2024年3月31日(水)(配当の権利が確定する決算期末)
<Y投資信託(公募株式投資信託)に関する資料>
銘柄名:日経225インデックスファンド(つみたて投資枠対象商品)
投資対象地域/資産
国内/株式
信託期間
無期限
基準価額
13,000円(1万口当たり)
決算日
年1回(9月10日)
購入時手数料
なし
運用管理費用(信託報酬)
0.187%(税込)
信託財産留保額
なし
  • 《設例》および各問において、以下の名称を使用している。
    ・特定非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度を「NISA」という。
    ・NISA口座内に設定される特定非課税管理勘定を「成長投資枠」という。
    ・NISA口座内に設定される特定累積投資勘定を「つみたて投資枠」という。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。