FP3級過去問題 2020年9月学科試験 問44

問44

異なる2資産からなるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が()である場合、ポートフォリオを組成することによる分散投資の効果(リスクの低減効果)は、理論上最大となる。
  1. -1
  2. 0
  3. +1

正解 1

問題難易度
肢184.1%
肢25.7%
肢310.2%

解説

相関係数は、2つの変数の間にある関連性の強弱を表す値で、-1から1の間の値をとります。投資においては、2資産間の相関係数が1に近いほど同じ値動き、-1に近いほど逆の値動きをする傾向があることを示します。0(ゼロ)に近い場合は2資産間の値動きに関連性はないと判断されます。

相関係数が+1のときは、2つの資産が同一の値動きをするのでリスク軽減効果は"なし"、相関係数が-1のときは、2つの資産が正反対の値動きをするのでリスク軽減効果は"最大"となります。
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したがって()には-1が入ります。

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