FP3級 2020年1月 実技(金財:保険)問9
問9
《設例》の<資料>の終身保険を下記<条件>で解約した場合の経理処理(仕訳)として、次のうち最も適切なものはどれか。<条件>
- 低解約返戻金期間経過後に解約し、受け取った解約返戻金額は4,600万円である。
- X社が解約時までに支払った保険料の総額は4,400万円である。
- 上記以外の条件は考慮しないものとする。
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正解 1
分野
科目:B.リスク管理細目:3.生命保険
解説
保険料払込満了時の解約返戻金額は4,600万円、一方それまでの既払込済保険料の累計額は4,400万円です。法人が受取人である終身保険では支払保険料の全額を資産計上するので、解約時点の資産計上額は4,400万円であると判断できます。
死亡保険金受取人が法人である終身保険を解約して受け取った解約返戻金は、資産に計上していた保険料積立金との差額を雑収入または雑損失として計上します。本問では「解約返戻金額>資産計上額」となので差額の200万円は雑収入として益金に算入します。したがって[1]の仕訳が適切です。
死亡保険金受取人が法人である終身保険を解約して受け取った解約返戻金は、資産に計上していた保険料積立金との差額を雑収入または雑損失として計上します。本問では「解約返戻金額>資産計上額」となので差額の200万円は雑収入として益金に算入します。したがって[1]の仕訳が適切です。
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