FP3級 2020年1月 実技(金財:保険)

【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
 Aさん(45歳)は、X株式会社(以下、「X社」という)の創業社長である。Aさんは、先日、生命保険会社の営業担当者から、自身の退職金の準備および事業保障資金の確保を目的とした下記の生命保険の提案を受けた。
 そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。

<資料>Aさんが提案を受けた生命保険の内容
保険の種類
低解約返戻金型終身保険(特約付加なし)
契約者(=保険料負担者)
X社
被保険者
Aさん
死亡保険金受取人
X社
保険料払込期間
65歳満了
死亡・高度障害保険金額
5,000万円
年払保険料
220万円
  • 解約返戻金額の80%の範囲内で、契約者貸付制度を利用することができる。
  • 保険料払込期間を「低解約返戻金期間」とし、その期間は解約返戻金額を低解約返戻金型ではない終身保険の70%程度に抑えている。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。