FP3級 2018年5月 実技(FP協会:資産設計)問18

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問18

利秋さんは、住宅ローンの繰上げ返済について、FPの長谷川さんに質問をした。住宅ローンの繰上げ返済に関する長谷川さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。
  1. 「返済期間を変えずに、毎月の返済額を減らす方法を『返済額軽減型』といいます。」
  2. 「毎月の返済額を変えずに、返済期間を短縮する方法を『期間短縮型』といいます。」
  3. 「最低返済額と繰上げ返済手数料は、金融機関を問わず一律となっています。」

正解 3

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:8.ライフプラン策定上の資金計画

解説

  1. 適切。返済期間はそのままで、毎月の返済額を減らす方法を「返済額軽減型」といいます。毎月の返済額を軽減させることで家計の支出額を抑える方法として活用されます。
  2. 適切。毎月の返済額を変えずに、返済期間を短縮する方法を「期間短縮型」といいます。こちらは、毎月の返済額を変えずに返済期間を短縮する方法です。
  3. [不適切]。最低返済額と繰上げ返済手数料は金融機関によって異なります。このため、住宅ローンを利用しようとする段階で、繰上げ返済についてもしっかり確認することが大切です。
したがって不適切な記述は[3]です。