FP3級 2018年5月 実技(FP協会:資産設計)問17
問17
利秋さんは、60歳で定年を迎えた後、退職一時金の一部を老後の生活資金に充てることを考えている。仮に、退職一時金のうち1,500万円を年利2.0%で複利運用しながら20年間で均等に取り崩すこととした場合、毎年の生活資金に充てることができる金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、円単位で解答すること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないこととする。- 1,009,500円
- 918,000円
- 618,000円
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正解 2
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:3.ライフプランニングの考え方・手法
解説
ある期間に一定金額ごとに切り崩すとくれば、用いる係数は「資本回収係数」または「年金現価係数」のいずれかです。設問のケースでは一定の元本をもとにしたときの「毎年の受取金額」を知りたいため「資本回収係数」を用います。係数は原則として乗算で使用するので、元本の1,500万円に資本回収係数0.0612を乗じて毎年の受取額を求めます。
15,000,000円×0.0612=918,000円
したがって[2]が正解です。
15,000,000円×0.0612=918,000円
したがって[2]が正解です。
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