FP3級 2017年9月 実技(金財:個人)問4
問4
Mさんは、Aさんに対して、一般NISAの概要について説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄①~③に入る語句または数値の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。「一般NISAは、個人投資家がNISA口座を利用して上場株式等に投資する場合に配当等や譲渡益等が非課税となる税制優遇制度です。
2023年中に一般NISA口座でX社株式を購入する場合、非課税投資枠の上限は(①)万円となり、その非課税期間は最長で(②)年間となります。また、一般NISA口座の受入れの対象となる金融商品には、上場株式のほかに、(③)や公募株式投資信託などがあります」
2023年中に一般NISA口座でX社株式を購入する場合、非課税投資枠の上限は(①)万円となり、その非課税期間は最長で(②)年間となります。また、一般NISA口座の受入れの対象となる金融商品には、上場株式のほかに、(③)や公募株式投資信託などがあります」
- ① 120 ② 7 ③ 公社債投資信託
- ① 120 ② 5 ③ 上場不動産投資信託(J-REIT)
- ① 100 ② 5 ③ 個人向け国債
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正解 2
分野
科目:C.金融資産運用細目:10.金融商品と税金
解説
次の表はNISAの出題ポイントをまとめたものです。
NISA口座の非課税枠の上限は年間120万円です。
選択肢に100万という数字がありますが、NISAがスタートした当初数年は非課税限度枠が年間100万円でしたので、その知識との混同を狙ったものではないかと推測できます。2016年(平成28年)以降は120万円が上限ですので間違えないようにしましょう。
〔②について〕
NISAの非課税期間は最長5年で、5年後は課税口座(一般の普通口座や特定口座)に移すことになります。
〔③について〕
NISA口座の対象となる金融商品には、上場株式の他上場不動産投資信託(J-REIT)や公募株式投信があります。低リスク資産である公社債投信や個人向け国債はNISAでの購入はできません。

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