FP3級 2017年5月 実技(金財:個人)問4(改題)
問4
Mさんは、NISAの成長投資枠について説明した。Mさんが、Aさんに対して説明した以下の文章の空欄①~③に入る語句の組合せとして最も適切なものは、次のうちどれか。 「NISAは、NISA口座内に受け入れた上場株式や公募株式投資信託等の配当金等や譲渡益等が非課税となる制度です。X社株式はNISA口座内の成長投資枠に受け入れることができます。成長投資枠に受け入れることができる上場株式等の新規投資による受入限度額(非課税枠)は年間(①)です。その非課税期間は無期限となります。非課税期間が無期限となったことにより、生涯を通じて非課税で保有することのできる限度額(非課税保有限度額)が設定されており、非課税保有限度額は、成長投資枠とつみたて投資枠との合計で1,800万円、そのうち成長投資枠は(②)までです。なお、NISA口座を開設できるのは、その年1月1日時点で(③)歳以上である日本国内に居住している人です」
- ① 240万円 ② 1,800万円 ③ 20歳
- ① 120万円 ② 1,200万円 ③ 20歳
- ① 240万円 ② 1,200万円 ③ 18歳
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正解 3
分野
科目:C.金融資産運用細目:10.金融商品と税金
解説
〔①について〕
成長投資枠の非課税投資限度額は年間240万円です。なお、つみたて投資枠は年間120万円です。
〔②について〕
NISAの非課税保有限度額は、つみたて投資枠との合計で1,800万円まで、そのうち成長投資枠は1,200万円までとなっています。
〔③について〕
NISA口座を開設できるのは、その年1月1日時点で18歳以上である日本国内に居住している者です。
以上より、①240万円、②1,200万円、③18歳 となる[3]の組合せが正解です。
ジュニアNISAへの新規投資は2023年をもって廃止されたので、本問は成長投資枠に関するオリジナル問題に置き換えています。なお、2023年までに投資したジュニアNISA勘定は、従前の制度のまま新規投資から5年間は非課税で運用することができます。非課税期間の終了後は自動的に継続管理勘定に移管され、子が18歳の年度末に達するまで非課税で保有することができます。また払出し制限もなくなりました。
成長投資枠の非課税投資限度額は年間240万円です。なお、つみたて投資枠は年間120万円です。
〔②について〕
NISAの非課税保有限度額は、つみたて投資枠との合計で1,800万円まで、そのうち成長投資枠は1,200万円までとなっています。
〔③について〕
NISA口座を開設できるのは、その年1月1日時点で18歳以上である日本国内に居住している者です。
以上より、①240万円、②1,200万円、③18歳 となる[3]の組合せが正解です。
ジュニアNISAへの新規投資は2023年をもって廃止されたので、本問は成長投資枠に関するオリジナル問題に置き換えています。なお、2023年までに投資したジュニアNISA勘定は、従前の制度のまま新規投資から5年間は非課税で運用することができます。非課税期間の終了後は自動的に継続管理勘定に移管され、子が18歳の年度末に達するまで非課税で保有することができます。また払出し制限もなくなりました。
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