FP3級 2017年5月 実技(金財:個人)問3
問3
最後に、Mさんは、小規模企業共済制度について説明した。Mさんが、Aさんに対して説明した以下の文章の空欄①~③に入る語句または数値の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。 「小規模企業共済制度は、個人事業主が廃業等した場合に必要となる資金を準備しておくための共済制度です。毎月の掛金は、1,000円から(①)円の範囲内で、500円刻みで選択することができ、その全額が(②)の対象となります。
共済金(死亡事由以外)の受取方法には、『一括受取り』『分割受取り』『一括受取り・分割受取りの併用』があります。個人事業主が廃業した場合に受け取る『一括受取り』の共済金は、(③)所得として扱われます」
共済金(死亡事由以外)の受取方法には、『一括受取り』『分割受取り』『一括受取り・分割受取りの併用』があります。個人事業主が廃業した場合に受け取る『一括受取り』の共済金は、(③)所得として扱われます」
- ① 30,000 ② 税額控除 ③ 退職
- ① 68,000 ② 所得控除 ③ 一時
- ① 70,000 ② 所得控除 ③ 退職
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正解 3
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:6.企業年金・個人年金等
解説
小規模企業共済制度は、小規模企業の経営者や役員の方が、廃業や退職時の生活資金などのために自ら積み立てる国の制度です。掛金は、毎月1,000円から(①70,000)円の範囲内で選択することができます。
この掛金は、全額が「小規模企業共済等掛金控除」として(②所得控除)の対象となり、所得税・住民税の節税効果があります。
共済金の受取方法には3種類あり、その受取方法により所得の種類が異なります。受取時にも税制優遇があります。
この掛金は、全額が「小規模企業共済等掛金控除」として(②所得控除)の対象となり、所得税・住民税の節税効果があります。
共済金の受取方法には3種類あり、その受取方法により所得の種類が異なります。受取時にも税制優遇があります。
- 「一括受取り」…(③退職)所得
- 「分割受取り」…公的年金等による雑所得
- 「一括受取り・分割受取りの併用」…一括部分は退職所得・分割部分は公的年金等による雑所得
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