FP3級 2016年9月 実技(金財:保険)問4
問4
はじめに、Mさんは、長男Cさんの誕生時点においてAさんが死亡した場合の必要保障額を試算した。《設例》の<算式>および<条件>に基づき、Mさんが試算した必要保障額は、次のうちどれか。- 2,420万円
- 3,020万円
- 7,520万円
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正解 3
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:3.ライフプランニングの考え方・手法
解説
必要保障額は「①遺族に必要な生活資金等の総額-②遺族の収入見込金額」で計算されます。<条件>のうちから必要な金額を抽出していきます。
〔①遺族に必要な生活資金等の総額〕
4,620万円+5,100万円+300万円+4,500万円+1,500万円=16,020万円
〔②遺族の収入見込金額〕
2,300万円+6,200万円=8,500万円
Aさんが死亡した場合の必要保障額は、①-②で求めます。
必要保障額=①16,020万円-②8,500万円=7,520万円
したがって[3]が正解となります。
〔①遺族に必要な生活資金等の総額〕
- 生活費
- 長男22歳まで … 月額25万円×70%×12か月×22年間=4,620万円
長男独立後 … 月額25万円×50%×12か月×34年=5,100万円 - Aさん葬儀費用等
- 300万円
- 住居費(家賃)総額
- 4,500万円
- 長男Cさん教育資金・結婚援助資金総額
- 1,500万円
4,620万円+5,100万円+300万円+4,500万円+1,500万円=16,020万円
〔②遺族の収入見込金額〕
- 死亡退職金見込額と保有金融資産の合計
- 2,300万円
- 公的年金等の総額
- 6,200万円
2,300万円+6,200万円=8,500万円
Aさんが死亡した場合の必要保障額は、①-②で求めます。
必要保障額=①16,020万円-②8,500万円=7,520万円
したがって[3]が正解となります。
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