FP3級 2016年5月　実技（金財:個人）問12

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問12

Aさんが甲土地に耐火建築物である賃貸アパートを建築する場合の最大延べ面積は、次のうちどれか。
  1. 320㎡×60％＝192㎡
  2. 320㎡×200％＝640㎡
  3. 320㎡×240％＝768㎡
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正解　2

分野

科目：E.不動産
細目：3.不動産に関する法令上の規制

解説

建物の延べ面積の限度は「敷地面積×容積率」で決定されます。そして、その敷地の前面道路の幅員が12ｍ未満の場合、容積率には次の2つのうち小さい方が適用されます。
  • 都市計画で定める指定容積率
  • 前面道路の幅×法定乗数
設問の事例では、指定容積率が200％、前面道路の幅×法定乗数が「6ｍ×0.4＝2.4＝240％」なので、容積率は2つを比べて小さい200％となります。敷地面積が320㎡なので、延べ面積（床面積の合計）の最高限度は、

　320㎡×200％＝640㎡

したがって[2]が正解です。
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