FP3級 2016年1月 実技(金財:個人)問12
問12
固定資産税に関する以下の文章の空欄①~③に入る語句の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。 毎年(①)現在において土地・家屋の所有者として固定資産課税台帳に登録されている者に対しては、土地・家屋に係る地方税である固定資産税が課される。固定資産税の税額は課税標準に税率を乗じて計算され、その課税標準の基礎となる価格(固定資産税評価額)は、原則として、(②)に1度評価替えが行われる。また、土地・家屋に係る固定資産税の標準税率は1.4%であり、各市町村はこれを超える税率を条例によって定めることが(③)。
- ① 1月1日 ② 5年 ③ できない
- ① 4月1日 ② 3年 ③ できない
- ① 1月1日 ② 3年 ③ できる
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正解 3
分野
科目:E.不動産細目:4.不動産の取得・保有に係る税金
解説
〔①について〕
固定資産税は、その年の1月1日時点に土地・家屋の所有者として固定資産課税台帳に登録されている者に対して市町村から課税される税金です。
〔②について〕
固定資産税評価額は、不動産取得税や固定資産税の算定基礎となる価額で、3年ごとに市町村により公表されています。つまり、固定資産評価額の評価替えの頻度は3年に1回です。
〔③について〕
固定資産税の標準税率は1.4%です。「標準税率」というのは基本的にその税率ですが、市町村ごとの事情によっては異なる税率を定めることができるというものなので、条例によって1.4%を超えた税率を定めることができます。
以上より、①1月1日、②3年、③できる となる[3]の組合せが適切です。
固定資産税は、その年の1月1日時点に土地・家屋の所有者として固定資産課税台帳に登録されている者に対して市町村から課税される税金です。
〔②について〕
固定資産税評価額は、不動産取得税や固定資産税の算定基礎となる価額で、3年ごとに市町村により公表されています。つまり、固定資産評価額の評価替えの頻度は3年に1回です。
〔③について〕
固定資産税の標準税率は1.4%です。「標準税率」というのは基本的にその税率ですが、市町村ごとの事情によっては異なる税率を定めることができるというものなので、条例によって1.4%を超えた税率を定めることができます。
以上より、①1月1日、②3年、③できる となる[3]の組合せが適切です。
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