FP3級 2016年1月 実技(金財:個人)問13
問13
「直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税」の特例に関する以下の文章の空欄①~③に入る語句の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。 「直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税」の特例の適用を受けるためには、受贈者の年齢は、教育資金管理契約を締結する日において(①)未満でなければならない。また、この特例の適用を受けた場合、非課税拠出額の限度額は、受贈者1人につき(②)とされており、その非課税拠出額のうち、一定の教育資金に支出し、かつ、領収書等の提出により金融機関等に教育資金支出額として記録された部分が最終的に非課税となる。なお、学校等以外の者に教育に関する役務の提供の対価として直接支払われる金銭で一定のものに係る支出については、(③)を限度として非課税となる。
- ① 25歳 ② 1,500万円 ③ 1,000万円
- ① 30歳 ② 2,000万円 ③ 1,000万円
- ① 30歳 ② 1,500万円 ③ 500万円
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正解 3
分野
科目:F.相続・事業承継細目:2.贈与と税金
解説
「直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税の特例」は、"祖父母や父母"が"子や孫"に対して、学校の入学金や授業料、または塾や習い事の月謝や留学渡航費などの教育資金を贈与したときに、一定額を限度として贈与税を非課税にするというものです。
次のような特徴があります。
次のような特徴があります。
- 贈与者は直系尊属であること
- 受贈者は(①30歳)未満の子や孫であること
- 非課税限度額は(②1,500万円)。ただし、学校以外への教育資金の支払は(③500万円)が限度
- この制度を利用するため金融機関に専用の口座を開設する必要あり。口座からの支払を受ける場合には、領収書等を金融機関に提出する必要がある。
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