FP3級 2016年1月 実技(金財:個人)問11

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問11

Aさんが甲土地に賃貸アパートを建築する際の最大延べ面積は、次のうちどれか。
  1. 300㎡×60%=180㎡
  2. 300㎡×200%=600㎡
  3. 300㎡×240%=720㎡

正解 2

分野

科目:E.不動産
細目:3.不動産に関する法令上の規制

解説

建物の延べ面積の限度は「敷地面積×容積率」で決定されます。そして、その敷地の前面道路の幅員が12m未満の場合、容積率には次の2つのうち小さいほうが適用されます。
  • 都市計画法の指定容積率
  • 前面道路の幅×法定乗数
設問の事例では、指定容積率が200%、前面道路の幅×法定乗数が「6m×0.4=2.4=240%」なので、容積率は2つを比べて小さい200%となります。敷地面積が300㎡なので、延べ面積(床面積の合計)の最高限度は、

 300㎡×200%=600

したがって[2]が正解です。