FP3級 2016年1月 実技(FP協会:資産設計)問18

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問18

浩一さんは、地震への備えの一つとして地震保険を契約することを検討している。地震保険に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 地震により発生した津波による損害は、保険金支払いの対象とならない。
  2. 住宅総合保険などの火災保険契約に付帯して契約するものであり、単独で契約することはできない。
  3. 建物の免震・耐震性能に応じた保険料割引制度がある。

正解 1

分野

科目:B.リスク管理
細目:4.損害保険

解説

  1. [不適切]。地震保険は、地震・噴火またはこれらによる津波、若しくは地震により発生した火災による損害を補償します。地震により発生した津波による損害は、保険金支払いの対象となります。
  2. 適切。地震保険は単独で契約することはできません。必ず火災保険契約に付帯する形で契約します。
  3. 適切。地震保険には、建物の免震や耐震性能などに応じた4つの割引制度があり、どれか1つを選んで適用を受けます。
    免震建築物割引(割引率:50%)
    免震建築物の基準に適合する建物に対する割引
    耐震等級割引(割引率:等級により10~50%)
    耐震等級を有している建物に対する割引
    耐震診断割引(割引率:10%)
    地方公共団体等による耐震診断または耐震改修の結果、改正建築基準法における耐震基準を満たす建物に対する割引
    建築年割引(割引率:10%)
    昭和56年(1981年)6月1日以降に新築された建物に対する割引
したがって不適切な記述は[1]です。