FP3級 2015年10月 実技(金財:個人)問2

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問2

Mさんは、Aさんが60歳に達するまで国民年金の保険料を納付した場合の老齢基礎年金の年金額を試算した。Aさんが原則として65歳から受給することができる老齢基礎年金の年金額を算出する計算式として、次のうち最も適切なものはどれか。
  1. 780,100円×452月480月
  2. 780,100円×452月+28月×1/3480月
  3. 780,100円×452月+28月×1/2480月

正解 1

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:5.公的年金

解説

2015年度における国民年金の満額の基礎年金額は780,100円です。
※この基礎年金額は、毎年変動がありますので受験される年の額を確認し、暗記しておく必要があります。ここでは本試験実施時の2015年度の額を算出根拠とします。

480カ月(40年×12か月)分の保険料を納めると満額が支給されます。しかし、Aさんには保険料未納期間(28月)がありますので、その分が減額して支給されます。

Aさんが65歳から受給することができる老齢基礎年金の年金額は、

 保険料納付済期間428月+保険料納付予定期間24月=452月
 780,100円×452月480月=734,594円

したがって[1]が正解です。