FP3級 2015年1月 実技(金財:保険)問7
問7
X社がAさんを被保険者として加入している養老保険の満期保険金を受け取った場合におけるX社の経理処理(仕訳)として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、当該保険契約からの配当については考慮しないものとする。広告
正解 3
分野
科目:B.リスク管理細目:3.生命保険
解説
法人契約の生命保険料の原則的な経理処理は以下のようになっています。設例の生命保険は、養老保険であり、被保険者が役員Aさん、受取人がX社ですので、支払保険料の全額が資産計上されます。設例では、払込保険料総額940万円となっていますが、この全額が保険料積立金として資産計上されていることになります。
養老保険では保険金額=満期保険金額ですので、満期保険金の受取時には資産計上されている940万円を取り崩し、満期保険金1,000万円との差額60万円を雑収入として益金算入することになります。
したがって[3]の仕訳が適切です。
養老保険では保険金額=満期保険金額ですので、満期保険金の受取時には資産計上されている940万円を取り崩し、満期保険金1,000万円との差額60万円を雑収入として益金算入することになります。
したがって[3]の仕訳が適切です。
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