FP3級過去問題 2010年9月学科試験 問39

問39

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)で支払われる保険金の被害者1人当たりの支払限度額は、死亡の場合で()、傷害の場合は()、後遺障害の場合は程度に応じて75万円から()である。
  1. ① 4,000万円  ② 60万円  ③ 4,000万円
  2. ① 3,000万円  ② 120万円  ③ 4,000万円
  3. ① 4,000万円  ② 120万円  ③ 6,000万円

正解 2

問題難易度
肢14.4%
肢286.2%
肢39.4%

解説

自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は、法律の定めにより、すべての自動車および原動機付自転車に加入が義務づけられている強制保険です。自賠責保険は、自動車事故の被害者の救済を目的としているため、補償対象は、自動車の運行に伴って他人を死傷させたりしたことによる対人賠償(事故の相手方への補償)に限られます。対物賠償対象外なので、建物や物を壊したことによって負った賠償責任は補償されません。

自賠責保険の保険金額は、以下のように定められています(加害車両1台ごとの額)。
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上表のように、自賠責保険では死亡で3,000万円、傷害で120万円が支払い限度額です。したがって[2]の組合せが適切です。

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