2資産間の相関係数について

ちょこさん
(No.1)
2資産間の相関係数がよくわかりません。(-1等)
2020/1 学科  45問目
暗記して答えを覚えているのですが、理論がよくわからず解く時に毎回悩んでしまいます。
2021.05.20 03:29
kosher.shiさん
(No.2)
2資産間の相関係数とはざっくり、それぞれの資産の価値が、同じ方向に動くか(+1)、逆方向に動くか(-1)を示す数字です。一方の資産価値の変化分に相関係数を掛けるともう一方の資産価値の変化分が出てくる、と覚えるといいと思います。

例1) 相関係数が+1の場合

資産Aの価値が5上がったとき、資産Bの価値の変化分は:
(+5)×(+1)=+5
となります。つまり、資産Bの価値も5上がります。

このように、相関係数が+1ならば、AとBの価値は同じ方向に上下します。「Aの価値が上がればBも上がるからハッピー」と思うかもしれませんが、裏を返すと、「Aが大暴落するとBも大暴落する」という意味でもあるので、このような資産の選び方はリスクが高いと言えます。過去問の表現を借りれば、【リスク低減効果が得られない】ということですね。

例2) 相関係数が-1の場合

資産Aの価値が+10上がったとき、資産Bの価値の変化分は:
(+10)×(-1)=-10
となります。つまり、資産Bの価値は10下がります。

このように、相関係数が-1ならば、AとBの価値は、互いに逆方向に動きます。このとき、Aが大暴落しても、その分Bが上昇するので、全体としては損失を低く抑えられ、【リスク低減効果が得られ】ます。

長くなってしまいましたが、いかがでしょうか。
2021.05.21 16:35
ちょこさん
(No.3)
いろいろな説明を読んだのですがなかなか納得感がなくて!

わかりやすい説明で理解が深まりました。
明後日の試験がんばります。
お忙しいところ本当にありがとうございます。
2021.05.21 16:37
kosher.shiさん
(No.4)
いえいえ、理解して頂けたようで良かったです!
お互い明後日の試験、頑張りましょう!
2021.05.21 17:44

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