FP3級 2024年5月 実技(FP協会:資産設計)問5

問5

遺族基礎年金に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
遺族基礎年金を受給することができる遺族は、国民年金の被保険者等の死亡当時、その者によって生計を維持されていた子または子と生計を同じくしていた配偶者である。なお、遺族基礎年金を受給することができる子の年齢要件は以下のとおりである。
  1. )までの間にあること
  2. )で障害等級1級または2級に該当する障害の状態にあること
  • 上記の年齢要件を満たしていても婚姻している者は子から除かれる。
  1. (ア)18歳未満 (イ)20歳未満
  2. (ア)18歳到達年度の末日 (イ)20歳未満
  3. (ア)18歳到達年度の末日 (イ)20歳到達年度の末日

正解 2

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:5.公的年金

解説

遺族基礎年金では、死亡した者によって生計を維持されていた「子」または「子のある配偶者」を受給権者としています。この年金法上の「子」とは次のいずれかに該当し、現に婚姻していない者をいいます。
  • 18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していない子
  • 20歳未満で障害年金の障害等級1級または2級の子
したがって、①18歳到達年度の末日、②20歳未満 の組合せとなる[2]が適切です。