FP3級 2022年5月 実技(金財:保険)問3
問3
Mさんは、Aさんに対して、現時点(2022年5月22日)においてAさんが死亡した場合の妻Bさんに係る遺族給付の各種取扱い等について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。- 「遺族基礎年金および遺族厚生年金は、原則として、偶数月に2カ月分が支給されます」
- 「遺族基礎年金および遺族厚生年金は、雑所得として総合課税の対象となります」
- 「Aさんの死亡後に妻Bさんが厚生年金保険の被保険者として勤務した場合、妻Bさんの給与収入に応じて、遺族厚生年金の年金額の一部または全部が支給停止となる場合があります」
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正解 1
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:5.公的年金
解説
- [適切]。公的年金は、偶数月の15日に過去2ヶ月分が支給されることになっています。15日が土日祝のときはその直前の平日に振り込まれます。
- 不適切。遺族年金と障害年金は非課税所得です。よって、遺族基礎年金および遺族厚生年金が課税対象となることはありません。
- 不適切。遺族年金は死亡時に生計を維持されていたことが受給要件となっているため、死亡時に生計維持関係があり一度支給が決まった場合、その後の収入額によって失権したり減額調整されたりすることはありません。
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