FP3級 2021年9月 実技(FP協会:資産設計)問10

問10

損害保険の用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  1. 保険金とは、保険事故により損害が生じたとき、保険会社が被保険者または保険金受取人に支払う金銭のことである。
  2. 超過保険とは、保険金額が保険の対象の価額(保険価額)を超えている保険のことである。
  3. 再調達価額とは、保険の対象と同等のものを新たに建築または購入するのに必要な金額から、使用による消耗分を差し引いた金額のことである。

正解 3

分野

科目:B.リスク管理
細目:4.損害保険

解説

  1. 適切。保険金とは、保険事故により給付事由が発生した時に被保険者に対して支払われる金銭の事をいいます。
  2. 適切。超過保険とは、保険金額が保険対象の価格(保険価額)を上回っている状態をいいます。
    2/404.png/image-size:536×148
  3. [不適切]。再調達価格とは、保険の対象と同等の物を再建築または再取得するために必要な金額をいいます。記述の内容は「時価」の説明です。
したがって不適切な記述は[3]です。