FP3級 2021年5月 実技(金財:保険)問3

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問3

最後に、Mさんは、X社退職後、老後の年金収入を増やすことができる方法や各種制度について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。
  1. 「Aさんには学生納付特例期間がありますが、その期間に係る保険料を追納することで、老齢基礎年金の年金額を増額することができます」
  2. 「Aさんは、国民年金の定額保険料に加えて付加保険料を納付することができます。仮に、Aさんが付加保険料を180月納付し、65歳から老齢基礎年金を受け取る場合、老齢基礎年金の額に付加年金として年額72,000円が上乗せされます」
  3. 「Aさんは、国民年金基金に加入することができます。国民年金基金の掛金の上限は、原則として、個人型年金の掛金と合わせて月額68,000円となります」

正解 3

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:6.企業年金・個人年金等

解説

  1. 不適切。学生特例猶予や納付猶予制度、免除制度により保険料の猶予・免除を受けた場合、10年以内であれば保険料を追納することができます。Aさんが学生納付猶予を受けていたのは、約17年前なので追納はできません。
  2. 不適切。国民年金基金に加入していない第1号被保険者は、通常の国民年金保険料に加えて月々400円の付加保険料を支払うことができます。付加保険料を支払うと、将来受け取る老齢基礎年金の年額に「200円×付加保険料納付済月数」が上乗せされます。180月納付した場合の付加年金の額は「200円×180月=36,000円」ですので、記述は誤りです。
  3. [適切]。国民年金基金は、自営業者などの第1号被保険者が任意に加入することで、将来の老齢基礎年金に上乗せした年金を受け取れる国の公的な年金制度です。月々の掛金は、個人型確定拠出年金の拠出金額と合わせて68,000円が上限で、支払った全額が社会保険料控除として所得控除されます。
したがって適切な記述は[3]です。