FP3級 2021年5月 実技(FP協会:資産設計)問12
問12
細川由美さん(55歳)は、相続税の計算における遺産に係る基礎控除額について、FPで税理士でもある千田さんに相談をした。この相談に対する千田さんの回答の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。[千田さんの回答]
「相続税の計算に当たっては、同一の被相続人から相続または遺贈により財産を取得したすべての者に係る相続税の課税価格の合計額から遺産に係る基礎控除額を控除します。この遺産に係る基礎控除額は、『(ア)万円+(イ)万円×法定相続人の数』の算式によって計算した額となります。」
「相続税の計算に当たっては、同一の被相続人から相続または遺贈により財産を取得したすべての者に係る相続税の課税価格の合計額から遺産に係る基礎控除額を控除します。この遺産に係る基礎控除額は、『(ア)万円+(イ)万円×法定相続人の数』の算式によって計算した額となります。」
- (ア)2,500 (イ)500
- (ア)3,000 (イ)600
- (ア)5,000 (イ)1,000
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正解 2
分野
科目:F.相続・事業承継細目:4.相続と税金
解説
遺産に係る基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」の式で計算します。相続税計算上の法定相続人の数には相続放棄した人も含めるというのがポイントです。
したがって、(ア)3,000、(イ)600 となる[2]の組合せが適切です。
したがって、(ア)3,000、(イ)600 となる[2]の組合せが適切です。
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