FP3級 2021年5月 実技(FP協会:資産設計)問6
問6
建築基準法の用途制限に従い、下表の用途地域において建築可能な建築物の組み合わせとして、正しいものはどれか。- (ア)
- (イ)
- (ウ)
広告
正解 2
分野
科目:E.不動産細目:3.不動産に関する法令上の規制
解説
〔(ア)について〕
第一種低層住居専用地域は、低層住宅の良好な環境を守るための地域です。主として2階建てまでの住宅のほか、小規模な店舗や事務所を兼ねた住宅や幼稚園・小中学校・高校は建築することができますが、中高層の建築物であり不特定多数の人が利用する病院や大学を建築することはできません。よって、不適切です。〔(イ)について〕
商業地域は、商業等の業務の利便の増進を図る地域です。遊戯施設、風俗施設、銀行、飲食店、大規模事務所、住宅や小規模工場も建築することができます。よって、適切です。〔(ウ)について〕
工業地域は、主として工業の業務の利便の増進を図る地域です。工場のほか住宅や店舗も建築することができますが、危険性や環境悪化のおそれがあるので中規模以上の建築物である学校、病院、ホテルなどは建築することはできません。よって、不適切です。したがって適切なものは[2]です。
第一種低層住居専用地域は、低層住宅の良好な環境を守るための地域です。主として2階建てまでの住宅のほか、小規模な店舗や事務所を兼ねた住宅や幼稚園・小中学校・高校は建築することができますが、中高層の建築物であり不特定多数の人が利用する病院や大学を建築することはできません。よって、不適切です。〔(イ)について〕
商業地域は、商業等の業務の利便の増進を図る地域です。遊戯施設、風俗施設、銀行、飲食店、大規模事務所、住宅や小規模工場も建築することができます。よって、適切です。〔(ウ)について〕
工業地域は、主として工業の業務の利便の増進を図る地域です。工場のほか住宅や店舗も建築することができますが、危険性や環境悪化のおそれがあるので中規模以上の建築物である学校、病院、ホテルなどは建築することはできません。よって、不適切です。したがって適切なものは[2]です。
広告