FP3級 2021年5月 実技(FP協会:資産設計)問2
問2
下記は、住吉家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)~(ウ)に入る数値として、誤っているものはどれか。なお、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。- 空欄(ア):257
- 空欄(イ):47
- 空欄(ウ):591
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正解 3
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:3.ライフプランニングの考え方・手法
解説
〔(ア)について〕
キャッシュフロー表の将来の予定額は、現在の価額に変動率を加味して求めます。基本生活費の変動率は2%、(ア)は3年後の金額なので、以下のように年利2%で3年間の複利を計算します。
242万円×(1+0.02)3=256.8…万円
(万円未満四捨五入)257万円
〔(イ)について〕
年間収支は、その年の収入合計から支出合計を差し引いて求めます。1年後の収入合計は510万円、支出合計が463万円ですので(イ)は以下のように求めます。
510万円-463万円=47万円
〔(ウ)について〕
金融資産残高は、前年の金融資産残高に変動率による増加分を加え、さらにその年の年間収支を加減して求めます。前年の金融資産残高は576万円、変動率は1%、1年後の年間収支予定は15万円ですので(ウ)は以下のように求めます。
576万円×1.01+15万円=596.76万円
(万円未満四捨五入)597万円
したがって[3]の数値が誤りです。
キャッシュフロー表の将来の予定額は、現在の価額に変動率を加味して求めます。基本生活費の変動率は2%、(ア)は3年後の金額なので、以下のように年利2%で3年間の複利を計算します。
242万円×(1+0.02)3=256.8…万円
(万円未満四捨五入)257万円
〔(イ)について〕
年間収支は、その年の収入合計から支出合計を差し引いて求めます。1年後の収入合計は510万円、支出合計が463万円ですので(イ)は以下のように求めます。
510万円-463万円=47万円
〔(ウ)について〕
金融資産残高は、前年の金融資産残高に変動率による増加分を加え、さらにその年の年間収支を加減して求めます。前年の金融資産残高は576万円、変動率は1%、1年後の年間収支予定は15万円ですので(ウ)は以下のように求めます。
576万円×1.01+15万円=596.76万円
(万円未満四捨五入)597万円
したがって[3]の数値が誤りです。
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