FP3級 2020年9月 実技(FP協会:資産設計)問10

問10

自動車損害賠償責任保険(以下「自賠責保険」という)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、加害車両が複数の場合については考慮しないものとする。
  1. 自動車事故により他人を死亡させた場合、自賠責保険から死亡による損害に対して支払われる保険金の限度額は被害者1名につき3,000万円である。
  2. 自動車事故により他人にケガを負わせた場合、自賠責保険から傷害による損害に対して支払われる保険金の限度額は被害者1名につき120万円である。
  3. 自動車事故により他人に後遺障害を負わせた場合、自賠責保険から後遺障害による損害に対して支払われる保険金の限度額は被害者1名につき障害等級に応じて最高2,000万円である。

正解 3

分野

科目:B.リスク管理
細目:4.損害保険

解説

自賠責保険の保険金額については以下のように定められています。
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  1. 適切。死亡による損害については1名につき3,000万円が限度です。
  2. 適切。傷害による損害については1名につき120万円が限度です。
  3. [不適切]。後遺障害による損害については1名につき4,000万円が限度です。
したがって不適切な記述は[3]です。