FP3級過去問題 2019年9月学科試験 問44

問44

相関係数が()である2資産に投資するポートフォリオにおいては、両資産が同一の値動きをするため、分散投資によるリスク低減効果は得られない。
  1. -1
  2. 0
  3. +1

正解 3

問題難易度
肢114.0%
肢213.5%
肢372.5%

解説

相関係数は、2つの変数の間にある関連性の強弱を表す値で、-1から+1の間の値をとります。投資においては2つの銘柄の値動きの関連性を表すのに用いられ、相関係数が+1に近いほど同じ値動き、-1に近いほど逆の値動きをする傾向があることを示します。なお、0(ゼロ)に近い場合は2資産間の値動きに関連性はないと判断されます。

相関係数が+1のときは、2つの資産が同一の値動きをするのでリスク軽減効果は"なし"、相関係数が-1のときは、2つの資産が正反対の値動きをするのでリスク軽減効果は"最大"となります。
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分散投資によるリスクの低減効果は得られないのは、2つの資産が同一の値動きをする相関係数+1のときです。したがって[3]が正解です。

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