FP3級過去問題 2019年9月学科試験 問43(改題)

問43

)は、主として東京証券取引所プライム市場に上場している内国普通株式を対象とする株価指数であり、時価総額の大きい銘柄(大型株)の値動きの影響を受けやすいという特徴がある。
  1. 東証株価指数(TOPIX)
  2. 日経平均株価
  3. JPX日経インデックス400

正解 1

問題難易度
肢187.8%
肢210.8%
肢31.4%

解説

選択肢の3つの株価指数は次のように算出される指標です。
東証株価指数(TOPIX)
主に東京証券取引所プライム市場に上場している対象銘柄(旧・市場第一部の全銘柄)の時価総額を、1968年1月4日の終値を100として指数化した時価総額加重型の株価指数。時価総額の大きい銘柄(大型株)の値動きに左右されやすい特徴がある。
日経平均株価(日経225)
東京証券取引所プライム市場に上場している株式のうち225銘柄の株価合計を銘柄数で割った修正平均型の株価指数。株価水準の高い銘柄(値がさ株)の値動きに左右されやすい特徴がある。
JPX日経インデックス400
投資家にとって魅力的なROEや営業利益を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした400銘柄から構成される株価指数。東証のプライム市場、スタンダード市場、グロース市場を主市場とする普通株式から400銘柄を選定している。
「東証プライム市場」と「時価総額の大きい銘柄の値動きの影響を受けやすい」という記述から東証株価指数(TOPIX)とわかります。したがって[1]が正解です。

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