FP3級過去問題 2019年5月学科試験 問41

問41

全国の世帯が購入する家計に係る財およびサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定する()は、総務省が公表している。
  1. 景気動向指数
  2. 消費者物価指数
  3. 消費者態度指数

正解 2

問題難易度
肢18.2%
肢290.5%
肢31.3%

解説

3つの指標は、それぞれ次のような特徴をもちます。
景気動向指数
生産、雇用など様々な経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する30系列の指標をもとに作成された、総合的な景気の現状把握や将来予測に使われる指標。コンポジット・インデックス(CI)とディフュージョン・インデックス(DI)があり、内閣府が毎月公表している。
消費者物価指数
全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等が、物価の変動によってどう変化するかを指数値で示したもの。総務省が毎月公表している。
消費者態度指数
消費動向調査の結果を基に、暮らし向き、収入の増え方、雇用環境、耐久消費財の買い時判断の4項目の消費者意識を指数化したもの。内閣府が毎月公表している。
「家計に係る…物価の変動」「総務省が公表」という記述から、()には消費者物価指数が入るとわかります。

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