FP3級過去問題 2019年5月学科試験 問13

問13

一般に、市場金利が上昇すると、それに伴い債券の利回りは上昇し、債券価格も上昇する。

正解 ×

解説

市場金利と固定利付債券価格には負の相関があります。すなわち、市場金利が上昇すれば債券価格が下落し、市場金利が下落すれば債券価格は上昇します。
この関係を説明するために以下の2つの商品の例を挙げます。
  1. 5年前に発行された国債(満期5年,額面100円,利率1%)
  2. 本日発行の国債(満期10年,額面100円,利率2%)
残存年数はどちらも5年ですが利率が異なります。当然のことですが購入する側は利率の高いBの方を購入し、Aが売れることはありません。本日発行の国債は100円で販売されることが決まっているため、流通市場におけるAの価格はBを基準として同じ価値になるように調整されます。このケースでは相対的に価値の低いAの販売価格が下落していきます。市場金利と債券価格の相関関係は、このような理屈により生じています。

市場金利が上昇すると債権の価格は下落するので、記述は[誤り]です。