FP3級 2019年1月 実技(金財:個人)問11

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問11

不動産の価格に関する以下の文章の空欄①~③に入る語句または数値の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。
  1. 土地の価格には、「実勢価格(取引価格)」「公示価格」「基準地標準価格」「相続税路線価」「固定資産税評価額」の5つがあるといわれ、このうち相続税路線価は()の8割程度に設定されている。()は、毎年1月1日を基準日として、国土交通省の土地鑑定委員会が判定し、3月に公表されるものである。
  2. 《設例》の図では相続税路線価が表示されているが、この道路に示された「200D」とは、1㎡当たりの価額が()万円、借地権割合が()%であることを示している。
  1. ① 実勢価格(取引価格) ② 20 ③ 50
  2. ① 公示価格 ② 20 ③ 60
  3. ① 公示価格 ② 200 ③ 70

正解 2

分野

科目:E.不動産
細目:1.不動産の見方

解説

〔①について〕
それぞれの土地の価格の概要は次の通りです。
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相続税路線価は、公示価格8割程度に設定されています。

〔②について〕
<設例>の図中で相続税路線価とは道路に記された「200D」のことです。
路線価図では、1㎡あたりの価格を千円単位で表示するので、甲土地の1㎡当たりの価額は「200×1,000円=20万円」ということになります。また、数字の後ろのアルファベットは借地権割合を表す略称で"D"は60%を示します。
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以上より、①公示価格、②20、③60 となる[2]の組合せが適切です。