FP3級 2019年1月 実技(FP協会:資産設計)問7
問7
下記<資料>の建築基準法に定める道路およびそれに接する建築物の敷地に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。<資料>の道路は、建築基準法上の道路とみなされる2項道路であり、建築基準法が施行されるに至った際、すでに両側に建築物が立ち並んでいる幅員(ア)m未満の道路である。<資料>の場合、道路中心線から水平距離(イ)m後退した線がこの道路の境界線とみなされる。また、甲土地を建築物の敷地として利用する場合、甲土地は(ウ)m以上道路に接していなければならない。
- (ア)6 (イ)3 (ウ)3
- (ア)4 (イ)2 (ウ)4
- (ア)4 (イ)2 (ウ)2
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正解 3
分野
科目:E.不動産細目:3.不動産に関する法令上の規制
解説
2項道路とセットバック、及び接道義務に関する問です。
〔(ア)について〕
建築基準法では、道路の幅員について4m以上と定めており、4m以上の道路に面していない建物は建築できないとしています。
上記の規定の例外として、都市計画区域内にある幅員4m未満の道で、特定行政庁の指定により建築基準法上の道路とみなされるものを「2項道路」といいます。
〔(イ)について〕
2項道路については、道路中心線から2m(4mの半分)離れたところを敷地と道路の境界と定め、将来2項道路に面する土地に再建築する際には、その境界線まで敷地を後退させる義務を課しています。この道路幅に伴う敷地の強制後退をセットバックといいます。
〔(ウ)について〕
建築基準法では、「建築物の敷地は道路に2m以上接していなければならない」と定めています。これを「接道義務」といいます。
以上より、(ア)4、(イ)2、(ウ)2 となる[3]の組合せが適切です。
〔(ア)について〕
建築基準法では、道路の幅員について4m以上と定めており、4m以上の道路に面していない建物は建築できないとしています。
上記の規定の例外として、都市計画区域内にある幅員4m未満の道で、特定行政庁の指定により建築基準法上の道路とみなされるものを「2項道路」といいます。
〔(イ)について〕
2項道路については、道路中心線から2m(4mの半分)離れたところを敷地と道路の境界と定め、将来2項道路に面する土地に再建築する際には、その境界線まで敷地を後退させる義務を課しています。この道路幅に伴う敷地の強制後退をセットバックといいます。
〔(ウ)について〕
建築基準法では、「建築物の敷地は道路に2m以上接していなければならない」と定めています。これを「接道義務」といいます。
以上より、(ア)4、(イ)2、(ウ)2 となる[3]の組合せが適切です。
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