FP3級過去問題 2019年1月学科試験 問18

問18

所得税における医療費控除の控除額は、その年中に支払った医療費の金額(保険金等により補てんされる部分の金額を除く)の合計額から、その年分の総所得金額等の合計額の5%相当額または20万円のいずれか低いほうの金額を控除して算出される。

正解 ×

問題難易度
22.2%
×77.8%

解説

医療費控除とは、納税者が自分自身または家族のために支払った医療費が1年間(1/1~12/31)に10万円を超えた場合に、その超えた部分に相当する額を所得から控除できる制度です。医療費控除を受けるためには確定申告を行う必要があります。

医療費控除額は以下の式で計算します。

 医療費控除額(最高200万円)=支払った医療費の総額-A-B
 A:保険等で補てんされる金額
 B:10万円と総所得金額等の5%相当額のうち低い方

したがって記述は[誤り]です。