FP3級 2018年9月 実技(金財:保険顧客)問9

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問9

X社が現在加入している生命保険を現時点で解約した場合のX社の経理処理(仕訳)について、次のうち最も適切なものはどれか。なお、X社が解約時までに支払った保険料の総額は5,600万円である。
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正解 1

分野

科目:B.リスク管理
細目:3.生命保険

解説

現時点で解約をした場合、保険期間の6/10期間に該当するため、これまで支払ってきた保険料については、半額を支払保険料として損金算入し、残りの半額を前払保険料として資産計上されています。受け取った解約返戻金は、全額を現金・預金として資産計上し、取り崩した前払保険料勘定との差額を雑収入または雑損失として計上します。

このケースでは、まず受け取る解約返戻金4,600万円を資産(借方)計上します。次に、前払保険料の取り崩しですが、支払った保険料の総額が5,600万円ですので、解約時点での前払保険料は半額の2,800万円になっているはずです。したがって、この2,800万円を取り崩します(貸方)。最後に、借方と貸方の差額である1,800万円を雑収入(貸方)として計上することで仕訳が完成します。よって[1]の仕訳が適切です。

保険期間満了が70歳~82歳である逓増定期保険の場合