FP3級 2018年9月 実技(FP協会:資産設計)問4(改題)

問4

下記は、NISAの成長投資枠の概要についてまとめた表である。下表に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問においては、NISA口座(特定非課税累積投資契約に係る非課税口座)のうち、特定非課税管理勘定を「成長投資枠」という。
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  1. 空欄(ア)に入る語句は、「1年単位で可能」である。
  2. 空欄(イ)に入る語句は、「200万円」である。
  3. 空欄(ウ)に入る語句は、「繰り越すことができない」である。

正解 2

分野

科目:C.金融資産運用
細目:10.金融商品と税金

解説

次の表は2024年以降のNISAの概要をまとめた表です。
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  1. 適切。1人1口座に限られていますが、NISA口座を設ける金融機関は年単位で変更できます。非課税保有限度額については金融機関ではなく、国税庁で管理されます。
  2. [不適切]。成長投資枠の新規投資額は毎年240万円が上限です。なお、つみたて投資枠の非課税限度額は年間120万円です。
  3. 適切。ある年に非課税投資の未使用分があっても、それを翌年以降に繰り越すことはできません。
したがって不適切な記述は[2]です。