FP3級 2018年5月 実技(FP協会:資産設計)問6

問6

下記<資料>の上場不動産投資信託(J-REIT)に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、空欄(ア)の解答に当たっては、小数点以下第3位を四捨五入すること。
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  • KX不動産投資法人の分配金の予想利回りは、()%である。
  • 1口当たり純資産を用いて、KX不動産投資法人とKY不動産投資法人のREIT価格を比較した場合、より割安であると考えられるのは、()不動産投資法人である。
  1. (ア)3.39 (イ)KY
  2. (ア)3.39 (イ)KX
  3. (ア)3.94 (イ)KX

正解 3

分野

科目:C.金融資産運用
細目:5.株式投資

解説

〔(ア)について〕
KX不動産法人は、分配金が8,000円、REIT価格が203,000ですので、予想利回りは以下のように求められます。

 8,000÷203,000×100≒3.94%

〔(イ)について〕
REIT価格を、1口当たりの純資産額をで除したもの(倍率)をPBRとして割安性を比較します。
KX不動産法人
203,000÷236,000≒0.86倍
KY不動産法人
332,000÷287,000×100≒1.16倍
より倍率の低いKXが割安であると判断できます。

したがって(ア)3.94、(イ)KXとなる[3]が正解です。