FP3級 2017年9月 実技(FP協会:資産設計)問4(改題)

問4

下記は、NISAのつみたて投資枠についてまとめた表である。下表に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、本問において、特定非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度をNISAといい、NISA口座内に設定される特定累積投資勘定をつみたて投資枠という。
04.png./image-size:580×90
  1. 空欄(ア)に入る語句は、「20歳」である。
  2. 空欄(イ)に入る語句は、「120万円」である。
  3. 空欄(ウ)に入る語句は、「800万円」である。

正解 2

分野

科目:C.金融資産運用
細目:10.金融商品と税金

解説

  1. 不適切。NISA口座を開設できるのは、その年1月1日時点で18歳以上の日本国内に居住している者です。
  2. [適切]。つみたて投資枠の非課税投資限度額は、年間120万円です。なお、成長投資枠は年間240万円です。
  3. 不適切。つみたて投資枠の非課税保有限度額は、成長投資枠と合わせて生涯を通じて1,800万円までです。
したがって適切な記述は[2]です。

ジュニアNISAへの新規投資は2023年をもって廃止されたので、本問はつみたて投資枠に関するオリジナル問題に置き換えています。なお、2023年までに投資したジュニアNISA勘定は、従前の制度のまま新規投資から5年間は非課税で運用することができます。非課税期間の終了後は自動的に継続管理勘定に移管され、子が18歳の年度末に達するまで非課税で保有することができます。また払出し制限もなくなりました。