FP3級 2017年1月 実技(金財:個人)問9
問9
AさんがX社から受け取った退職金に係る退職所得の金額として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、Aさんは「退職所得の受給に関する申告書」を提出しているものとする。また、障害者になったことがAさんの退職の直接の原因ではないものとする。
- [2,800万円-{800万円+70万円×(41年-20年)}]×12=265万円
- [2,800万円-{800万円+60万円×(41年-20年)}]×12=370万円
- [2,800万円-{600万円+60万円×(41年-20年)}]×12=470万円
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正解 1
分野
科目:D.タックスプランニング細目:3.各種所得の内容
解説
退職所得は「退職収入-退職所得控除額)×1/2」の算式で求めます。
この式中の退職所得控除額は、勤続年数20年以下か20年超で計算式が変わります。
Aさんの勤続年数は40年3カ月ですので、切り上げて41年で計算します。20年超の計算式を使うと退職所得控除額は、
800万円+70万円×(41年-20年)
よって退職所得の金額の計算式は、
[2,800万円-{800万円+70万円×(41年-20年)}]×12
になり、これを計算すると、
(2,800万円-2,270万円)×12=265万円
となります。したがって[1]の計算式が適切です。
この式中の退職所得控除額は、勤続年数20年以下か20年超で計算式が変わります。

800万円+70万円×(41年-20年)
よって退職所得の金額の計算式は、
[2,800万円-{800万円+70万円×(41年-20年)}]×12
になり、これを計算すると、
(2,800万円-2,270万円)×12=265万円
となります。したがって[1]の計算式が適切です。
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