FP3級 2016年9月 実技(金財:個人)問12

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問12

甲土地に賃貸アパートを新築する際の建築基準法による最大延べ面積は、次のうちどれか。
  1. 15m×20m×150%=450㎡
  2. 15m×20m×200%=600㎡
  3. 15m×20m×240%=720㎡

正解 2

分野

科目:E.不動産
細目:3.不動産に関する法令上の規制

解説

建物の延べ面積の限度は「敷地面積×容積率」で計算します。そして、その敷地の前面道路の幅員が12m未満の場合、容積率には次の2つのうち小さいほうが適用されます。
  • 都市計画の指定容積率
  • 前面道路の幅×法定乗数
設問の事例では、指定容積率が200%、前面道路の幅×法定乗数が「6m×0.4=2.4=240%」なので、容積率は2つを比べて小さい200%となります。甲土地は横15m・縦20mの土地ですから、延べ面積(床面積の合計)の最高限度は、

 15m×20m×200%=600

したがって[2]が正解です。