FP3級 2016年9月 実技(金財:個人)問4(改題)
問4
Mさんは、Aさんに対して、NISAの仕組みについて説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄①~③に入る語句の組合せとして最も適切なものは、次のうちどれか。 「NISAは、個人投資家がNISA口座を利用して上場株式等に投資する場合に配当等や譲渡益等が非課税となる税制優遇制度です。2020年中にNISA口座でX社株式を購入する場合、非課税投資枠の上限は(①)となり、その非課税期間は最長で(②)となります。また、NISA口座の受入れの対象となる金融商品には、上場株式のほかに、上場不動産投資信託(J-REIT)や(③)などがあります」
- ① 120万円 ② 5年間 ③ 公募株式投資信託
- ① 120万円 ② 3年間 ③ 公社債投資信託
- ① 100万円 ② 5年間 ③ 公社債投資信託
正解 1
分野
科目:C.金融資産運用細目:10.金融商品と税金
解説
NISA(ニーサ)とは少額投資非課税制度のことで、配当等や譲渡益等が非課税になる制度です。
NISAの非課税投資枠は年間120万円が上限です。
〔②について〕
NISAの非課税期間は5年間です。ただし、ロールオーバーを行うことで非課税期間を実質的に延長できます。
〔③について〕
NISAでは、リスクの小さい債券や公社債投資信託、MMF・MMRなどの商品は対象外です。株式及び株式を組み込んだ株式投資信託などが対象となります。
