FP3級過去問題 2016年9月学科試験 問43

問43

下記の〈為替レート〉によって、円をユーロに換えて、ユーロ建て外貨預金に1万ユーロ預け入れる場合、預入時に必要な円貨の額は()である。
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  1. 121万3,400円
  2. 122万8,400円
  3. 124万3,400円

正解 3

問題難易度
肢124.4%
肢28.6%
肢367.0%

解説

預金者が、銀行等の金融機関で外貨と円とを交換する際に適用される為替レートにはTTSとTTBがあります。TTSとTTBは、TTM(仲値)に金融機関の為替手数料を足して設定されます。
TTS(対顧客電信相場)
預金者が円を外貨に交換するときの為替レート。
⇒銀行側から見て外貨を売る(Sell)相場なので"TTS"。
TTB(対顧客電信相場)
預金者が外貨を円に交換するときの為替レート。
⇒銀行側から見て外貨を買う(Buy)相場なので"TTB"。
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設問のケースでは、預金者の円をユーロに換えるため適用される為替レートはTTS(124.34円/1ユーロ)です。必要な円貨の額は、

 124.34円×10,000ユーロ=1,243,400

したがって[3]が適切です。