FP3級過去問題 2016年9月学科試験 問42

問42

表面利率0.10％、残存期間5年の固定利付債券を、額面100円当たり101.65円で購入した場合の最終利回り（単利）は、（）である。なお、答は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入している。
  1. －0.32％
  2. －0.23％
  3. 0.23％
123
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正解　2

問題難易度
肢110.0%
肢276.2%
肢313.8%

分野

科目：C.金融資産運用
細目：4.債券投資

解説

債券の最終利回りは、既発債を購入し償還まで保有したときの投資元本に対する利回りで、設問で与えられた条件を以下の式に代入して求めます。公式は複雑ですが、分子の左部分が1年当たりのインカムゲインの額、右部分が1年当たりのキャピタルゲインの額で、それを合計して取得金額で割ることで年換算の利回りを出すという意味合いです。
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まず分子部分を計算します。

　0.1＋(100－101.65)÷5
＝0.1＋(－0.33)＝－0.23

求めた分子部分を分母（購入価格）で除し、それに100を乗じてパーセント(%)単位にします。

　－0.23÷101.65×100＝－0.226…％
（小数点以下第3位を四捨五入）－0.23％

したがって[2]が適切です。
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