FP3級 2016年5月 実技(金財:個人)問4
問4
Mさんは、外貨建てMMFについて説明した。Mさんが、Aさんに対して説明した以下の文章の空欄①~③に入る語句の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。 「外貨建てMMFは、高い信用格付が付された(①)の証券を中心に外貨建て資産で運用する公社債投資信託です。外貨建てMMFは、外国証券取引口座を開設することにより購入することができ、購入する際には購入時手数料が(②)。また、外貨建てMMFを購入した場合、その運用実績に応じて毎ファンド営業日に分配が行われ、その分配金は(③)として所得税や住民税等の課税対象となります」
- ① 短期 ② かかります ③ 配当所得
- ① 短期 ② かかりません ③ 利子所得
- ① 長期 ② かかりません ③ 配当所得
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正解 2
分野
科目:C.金融資産運用細目:6.外貨建て商品
解説
外貨建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)とは、証券会社や銀行等で販売されている外国投資信託のひとつです。
外貨建てMMFは、外貨建ての公社債や短期の金融商品のみで運用され、株式は一切組み込まれていません。また売買手数料が不要で、いつでも手数料なしで解約できます。ただし、円を外貨に交換する際と外貨を円に交換する際の為替手数料は負担する必要があります。〔①について〕
外貨建てMMFの運用先は、高格付けの海外公社債や海外短期金融商品が中心です。
〔②について〕
購入時の手数料はかかりません。また、外国証券取引口座が外貨建てMMFのみの利用の場合は口座管理料も不要です。
〔③について〕
外貨建てMMFは公社債投資信託に分類されるため、その分配金は利子所得となります。株式投資信託の分配金は配当所得となるので、区別しておきましょう。
以上より、①短期、②かかりません、③利子所得 となる[2]の組合せが正解です。
外貨建てMMFは、外貨建ての公社債や短期の金融商品のみで運用され、株式は一切組み込まれていません。また売買手数料が不要で、いつでも手数料なしで解約できます。ただし、円を外貨に交換する際と外貨を円に交換する際の為替手数料は負担する必要があります。〔①について〕
外貨建てMMFの運用先は、高格付けの海外公社債や海外短期金融商品が中心です。
〔②について〕
購入時の手数料はかかりません。また、外国証券取引口座が外貨建てMMFのみの利用の場合は口座管理料も不要です。
〔③について〕
外貨建てMMFは公社債投資信託に分類されるため、その分配金は利子所得となります。株式投資信託の分配金は配当所得となるので、区別しておきましょう。
以上より、①短期、②かかりません、③利子所得 となる[2]の組合せが正解です。
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