FP3級過去問題 2016年5月学科試験 問48

問48

納税者Aさんの総所得金額等が400万円である場合、所得税の医療費控除の控除額は、その年中に支払った医療費の金額から、保険金等で補てんされる金額および()を控除して算出する。
  1. 5万円
  2. 10万円
  3. 20万円

正解 2

問題難易度
肢110.1%
肢282.6%
肢37.3%

解説

医療費控除とは、納税者が自分自身または家族のために支払った医療費が1年間(1/1~12/31)に10万円を超えた場合に、その超えた部分に相当する額を所得から控除できる制度です(最高200万円)。医療費控除を受けるためには確定申告を行う必要があります。

医療費控除額は以下の式で計算します。

 医療費控除額(最高200万円)=支払った医療費の総額-A-B
 A:保険等で補てんされる金額
 B:10万円と総所得金額等の5%相当額のうち低い方

したがって()には10万円が入ります。

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