FP3級過去問題 2016年5月学科試験 問26

問26

相続税の基礎控除額の計算上、法定相続人の数に含める被相続人の養子の数は、被相続人に実子がいる場合、2人までである。

正解 ×

解説

遺産に係る基礎控除額は以下の式で計算します。

 遺産に係る基礎控除額=3,000万円+600万円×法定相続人の数

この式の法定相続人に含まれる相続人の範囲は、民法で次のとおり定められています。
配偶者
常に相続人となり、配偶者以外の人は、次の順序で配偶者と一緒に相続人になります。
第1順位
死亡した人の子供
第2順位
死亡した人の直系尊属(父母や祖父母など)
第3順位
死亡した人の兄弟姉妹
法定相続分や遺留分の計算においては、相続を放棄した人は初めから相続人でなかったものとされますが、相続税の計算上は、放棄をした人もその放棄がなかったものとして法定相続人の数に含めます。また同じく相続税の計算上、法定相続人に加えられる養子の数は、被相続人に実子がいれば1名まで、そうでなければ2名までに制限されています。

したがって記述は[誤り]です。